<Header>
<Author: 許渾>
<Title: 早秋三首 一>
<Format: 格式不明>
<Year: 1973>
<BookName: 唐詩三百首2>
<Translator: 目加田誠>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 早秋（そうしゅう）>
<BookPage: 146>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
遙夜泛清瑟，
西風生翠蘿。
殘螢委玉露，
早鴈拂銀河。
高樹曉還密，
遠山晴更多。
淮南一葉下，
自覺老煙波。
<End Poem>
<Translation>
早秋のこの長い夜
蕭瑟たる秋の声ただよい
西風は翠に茂る蘿に起こる
生き残る螢は玉なす白露に息い
かりがねは銀河をかすめて飛ぶ
高くえる樹々は明けゆく空にひときわ繁く
遠い山々は晴れた日にことに鮮か
この維南の地に一葉の梧桐落つるとき
洞庭の水面にもはや波立ちそめたことであろう
<End Translation>
<Formatted Translation>
早秋のこの長い夜 蕭瑟たる秋の声ただよい
西風は翠に茂る蘿に起こる
生き残る螢は玉なす白露に息い
かりがねは銀河をかすめて飛ぶ
高くえる樹々は明けゆく空にひときわ繁く
遠い山々は晴れた日にことに鮮か
この維南の地に一葉の梧桐落つるとき
洞庭の水面にもはや波立ちそめたことであろう
<End Formatted Translation>